焼き芋より温かな時間をmikke♪

みなさんこんにちは!二拠点移住ライターの北川です。

 今回は、奈留島で親しくなった人生の大先輩について書きたいと思います。

 <お義父さんの畑の師匠‘あつこさん’>

ご近所に可愛らしいご婦人‘あつこさん’がいらっしゃいます。私がボーっとしながら歩いていると「さかえちゃ~ん、奈留に帰ってきたと~?」と、ニコニコしながら声をかけてくれます。あつこさんのほんわかした雰囲気が大好きで、「あつこさ~ん 元気だった~?」と私も顔がほころびます。

あつこさんは、野菜や芋作りが上手です。なので、お義父さんは、野菜の育て方などでわからないことがあると、あつこさんに教えてもらうと言います。しかもお料理も上手。私は密かに「お義父さんの畑と料理の師匠」と呼んでいます。

 <焼き芋につられて・・・>

12月のある日。あつこさんが、「さかえちゃ~ん、焼き芋つくってあげるよ~」と家を訪ねてきてくれました。「お義父さんからお芋もらって、前の畑に持っておいで~」という声に、「え!焼き芋!?いいの?いいの?」と遠慮しつつも、テンションが上がっています(笑)お義父さんからさつま芋をもらい、家の前にある畑へ向かいます。

 「屋外で焼き芋をするなんていつぶりだろう?」と、子供のようにはしゃぐ私。アルミホイルに包んだ、さつまいもを抱えて向かうと、あつこさんが火を起こして、なにやら作業をしていました。

 <‘かんころ’達がお出迎え!>

「あつこさ~ん、お芋持ってきたよ~。あれ~??鍋を火にかけて何こしらえてるの~?」

鍋の中身を尋ねながら、ふと顔を上げると、薄く切られたさつまいもが、網の上に所狭しと並べられています。これは!!!もしや!!!

 「うふふふ、かんころもち♪作ってるのみたことある?」

その光景を見て、「わぁ~!!凄い!!!」と思わず声を上げてしまった私に、あつこさんがニコニコしながら、乾燥させているなかから1枚さつまいもを取って、渡してくれました。

昨年、奈留島にある松村製菓店さんで、かんころもち作りを見学させていただいたのですが(2017.1.18の記事をご覧ください)、スライスしたさつま芋を茹でて、乾燥させる過程を見るのは初めて。昨年は、寒風にさらされた‘かんころ’の光景をTVのニュースでしか見ていなかったので、いつか直に見てみたいな~と思っていました。

<焼き芋ができるまで至福のひととき>

なので、まさかこんな近くで、その光景を見ることができて、しかも、つまみ食いをさせてもらえるなんて!(笑)なんという贅沢でしょうか。東京では味わえない貴重な体験が出来るのも、島暮らしの特権かな~と、感じずにはいられません。

言うまでもなく、乾燥されたさつま芋(かんころ)は甘くて美味しかったです。これが、お餅やお砂糖などと合わさって、「かんころもち」となります。あつこさんお手製の「かんころもち」が今から楽しみだな~(図々しい!?笑)

 <焼き芋より温かなご近所さんとのふれあい>

 お芋の美味しさにも感動ですが、ご近所さんとのなにげないやりとりができることに、幸せを感じる今日この頃であります。‘あつこさんとのふれあい’に、奈留暮らしでの温かくて、心地よい時間をmikkeた私でした。

行って戻って奈留島
「mikke(ミッケ)」

長崎県五島市の真ん中、豊かな自然と人の宝庫です。ぜひ一度魅力を感じに来てください!一瞬でハマります。

ABOUTこの記事をかいた人

栄惠北川

東京・葛飾区より、五島列島の奈留島に移住。奈留島で島のためにできることを模索しながら、mikkeのライターとして記事を書いています。