奈留島を想いユーミンが作った歌

みなさんこんにちは!二拠点移住ライターの北川です。

 

<奈留島の愛唱歌>

 奈留島にはとても馴染み深い歌があります。誰もが口ずさめる歌・・・といっても過言ではないかもしれません。

 その歌の名は「瞳を閉じて」。奈留高校の愛唱歌でもあります。

 奈留島を想い浮かべ、ユーミンこと松任谷由美(当時は荒井由美)さんがつくった歌です。

 なぜユーミンが奈留島を舞台にした歌をつくったのか?ユーミンと奈留島をつなげたものはなにか?

 今日はその経緯をお話ししたいと思います。

 <奈留島とユーミンのご縁>

 今から約45年前になります。

 奈留高校のひとりの女子生徒が、当時ユーミンが担当していた深夜のラジオ番組に1通の手紙を送りました。女子生徒の名前は藤原あつみさんといいます。

 私たちの高校には、校歌がありません。高校を卒業すると、ほとんど島を離れて、みんなとバラバラになってしまう。そんな私たちのために校歌を是非作ってほしい・・・・という

内容の手紙でした。

その手紙を受け取ったユーミンは、手紙の文面から、訪れたこのない未知の場所である奈留島を想像し、詩と曲を作ってくれたのです。

 残念ながら、色々な事情で「幻の校歌」となってしまいましたが、奈留島の愛唱歌となり、今もなお、島のみなさんに愛されています。

 <卒業生の想いが歌碑に>

また、藤原あつみさんと同級生が、「瞳を閉じて」の歌碑をつくろうということで一丸となり、昭和63年、ユーミン直筆の文字が刻まれた歌碑が奈留高校に建てられました。

 

なんと、その除幕式にはユーミンも駆けつけてくれ、藤原さんも初めてユーミンと対面したのでした。

 <ユーミンとの再会>

それから20年以上の月日が流れ。一昨年の10月に奈留高校50周年の式典が執り行われましたが、その時もユーミンが来島してくださいました。

久しぶりの再会に、感動する島の人達。藤原さんとユーミンとのやりとり。ユーミンのピアノ伴奏にあわせて学生と「瞳を閉じて」を歌うその模様は、NHKの番組でも放映されました。

 <奈留島から旅立つ人へのメッセージソング>

奈留島を離れても、私たちや島のことを忘れないでね、元気でいてねと島を離れる家族や友人に贈る、切ないけれど、どこへいても遠い故郷を思い出させてくれるメッセージソング。

 

奈留島の学校では、入学式や卒業式では必ず歌われたり、島を離れて、進学や就職で新しい生活を始める人達の応援曲として、この時期になると港で演奏されたり、フェリー出向時に曲が流れたりします。

 

1通の手紙から始まった、奈留島とユーミンとの素敵なご縁。奈留の人々に愛される「瞳を閉じて」の誕生秘話をmikke1日となりました。

行って戻って奈留島
「mikke(ミッケ)」

長崎県五島市の真ん中、豊かな自然と人の宝庫です。ぜひ一度魅力を感じに来てくださいs!一瞬でハマります。

ABOUTこの記事をかいた人

東京・葛飾区より、五島列島の奈留島に移住。奈留島で島のためにできることを模索しながら、mikkeのライターとして記事を書いています。