みなさんこんにちは!二拠点移住ライターの北川です。
<五島市空き家バンク制度を活用>
昨年の2月に購入した空き家は大正時代に建てられ、その後に何回か手直しはされていますが、かなり古いお宅です。その古さに惹かれて購入したのですが、プロの方に見ていただくと、改修する必要があるとのこと。なんとかしなくては!と思っていたところ、とてもありがたい制度を発見しました。

‘五島市の空き家バンク制度’を利用して家を購入したのですが、その制度の中で、改修する人を対象に‘空き家活用促進事業補助金’というものがあります。今回行う改修工事は、家の老朽化が進んでいるので、改修費用もかかることが予想され・・・なので、そちらを活用させていただくことにしました。

申請には、いくつかの条件を満たさなければなりません。(興味のある方は、五島市ホームページをご覧ください)また、用意しなくてはならない書類もいくつかあります。その中で、改修工事に関する部分(見積もりや工事個所の詳細など)は、工務店さんにお願いすることになります。ですので、流れとしては、申請書類の準備と並行して工務店さんと綿密な打ち合わせをする必要があります。
<改修&浄化槽工事がいよいよ始まりました>
補助金申請の許可が無事おりたので、1月からいよいよ工事開始です。今回の改修工事は、主人の同級生でもある‘葛島工務店’さんにお願いしました。葛島工務店さんは、奈留島で‘三兄弟工房’も経営されている大工さんです。

そして、同時期に申請していた浄化槽設置の補助金申請も、ありがたいことに許可がおりたので、こちらの工事(島内の江口プロパンさんに依頼)も始まりました。

‘浄化槽’は、トイレや台所やお風呂などで発生した生活排水などを浄化する装置のことです。東京では意識したことはなかったので、奈留島に来て、このような装置?があると初めて知りました。水が浄化されることで、側溝の悪臭がなくなったり、海や川などに汚水が放流されないなどのメリットがあり、ここ数年、浄化槽を設置する世帯が増えているようです。
<大工さんの優しい心遣い>
工事中は、東京に滞在している時期だったですが、ありがたいことに、工事内容と改修部分の画像をメールで送ってくださったり、電話などで報告をしてくださったので、工事の進捗状況などを把握することができました。

<作り手の想いが伝わる素敵な家です>
家の老朽化は想像以上に進んでいたので、心配なこともあったのですが、大工さんたちが色々と考えてくださったり、根気よく対応してくださったお陰で、無事工事が完了しました。


古き良き昭和の雰囲気を残したい!という私の願いも叶えてくれつつ、目に見えない部分(家が傾いていたので平行にするという大きな工事もありました)なども丁寧に丁寧に作業していただきました。今回の改修工事を通して、葛島三兄弟さんの職人魂を感じ、みなさんの温かな想いを、家の至る所でmikkeることができる、素敵な素敵なお家となりました。
早くみなさんにもお披露目したいです!