大事なことを書き忘れておりました。(汗)
奈留島の空き家を活用したいという方を交えて、活用のためのワークショップを行いました。
調査の対象とした物件の1つを対象として、物件の購入希望者を交えてワークショップを行い、結果として、対象の空き家を住宅として利用しながら、ゲストハウスとレンタルハウス、カフェ、惣菜販売の4つの事業を行う活用方法にたどり着きました。

一例
空き家は活用できるはず
活用方法を考えるにあたっては、購入希望者の要望や物件の状態、改修等にかかる費用、事業を行った際の収支計画や奈留地区の現状などを考慮しました。
購入して移住するというアクティブな方は、基本的に夢であふれています。もちろんワクワクしながら事業を行うことは大事です。
あれもやりたいし、これもやりたいし、でも体は一つしかないのです。
そういった点で、現実的に段階を踏まえて、実現していくことが大事だと思いました。
そこで、長期間の事業計画を考えることが大事であると提案させていただいて、一緒に考えていきました。
一度、資金計画と法律なども踏まえて事業を検証していくと、本当にやりたいこと、できることが見えてきます。
構想を整理していくことが本当に大事だと思います。
空き家の所有者自身が初期費用や収支計画などの事業計画や、改修、間取りの変更等について考え、活用案を練るのは難易度が高く、活用に至るまでの大きな障壁になる可能性が高いのです。
そのため、今回のような空き家の活用をするためには、ある程度専門的な知識が必要であり、空き家調査などで得られた物件情報を含めた活用に必要な情報を利用し、具体的な活用方法を導くサポートが重要であると考えられます。
奈留島で、何かを始めたいという方、いらっしゃいましたら、空き家の情報は五島市奈留支所へ一度訪ねてみてください。活用して事業をしてみたいという方は、一般社団法人リノベーションまちづくりセンターでサポートもさせていただきます!
奈留島ご出身で、外に出てしまった方がいたらご連絡ください
空き家を調査して思ったのは、近所の関係があるから、比較的きれいな状態で残っている空き家が多いということ。そして、普段使わないが盆と正月のみ使う物件が多いということです。
これらは、住居としては活用の可能性が低いが、短期滞在施設や店舗など、他の用途では活用の可能性があると考えられないか?など、様々な視点で検討していこうと思います。