みなさんこんにちは!二拠点移住ライターの北川です。
奈留島で生活するようになり、うれしい驚きがいくつかあります。
そのひとつが、おすそ分けの多さです。
<奈留島のおすそ分け文化>
東京では、ご近所さんとの交流があまりなかった私にとって、
この「おすそ分け文化」はとても珍しく驚いたことのひとつです。
先日も、道を歩いていたら、農作業をしていた見知らぬご年配の男性から、「食べてみるか~?」と声をかけられ、採れたてのかぼちゃをいただきました。
ある時は、山で採れた果物、魚介類、ご自身の畑で作った、さつま芋や野菜を持ってきてくださったり。

ご近所さんから、「手に入ったから~」とお魚のヒラマサをいただいた同じ日に、親戚からもヒラマサをいただいたことも!(笑)

夕食の半分以上が、いただいた食材を使ったものだった、なんてことも珍しくありません。
でも、みなさんからいただくばかりではありません。
私も、この「おすそ分け文化」に少しずつ参加しています。
<楽しいおすそ分けループ>


私の、みなさんへのおすそ分けは、育てたハーブ。お義父さんがこしらえたお刺身にハーブを添えて、持っていったりします。
そうすると、また別の日に、山の幸や海の幸をいただくんです(笑)まさに、おすそ分けのスパイラル!
<おすそ分けは、島の人の楽しいコミュニケーション>
相手の負担になるような高価なものではなく、自分のところで育てたり、こしらえたものを
「ほんの気持ちです」と渡す、このおすそ分け文化。
相手の喜ぶ顔を想像しながら、品物のやりとりする風習は、どこか懐かしく、昭和の良き時代を感じさせます。
人との距離をぐっと縮めてくれる、島の人々の最幸のコミュニケーションをmikkeた1日でした。
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