【世界遺産候補】長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 登録勧告
2018年5月4日、文化庁の発表により「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県の12資産)が世界文化遺産に登録される見通しになったというニュースが飛び込んできましたね。
このミッケを編集し始めた当時から、奈留島の江上天主堂の周辺が世界遺産候補の一つになっているのは、話題となっていました。
(もちろん五島市には久賀島にも候補となっている旧五輪教会堂のある集落もあります!)
紆余曲折あったようでしたが、やっと登録に向けて勧告を受けたとのことで、これまでに動いていた地元の方々の尽力もあったことと思います。
もちろん、奈留島に住む島民みなさんが、世界遺産登録に向けて賛成であるとは思わないのですが、これまで奈留島の方々とお話しをしていても、「この島には何もありゃしないからよ〜」とお話しされる方が多かったのが気になっていました。
世界遺産にならなくても、きっと教会やその周辺の自然豊かな風景は素晴らしいものであることには変わりはないですし、奈留島には他にも美味しいものや景色など、たくさん良い部分はあるので、これをきっかけに観光客の方に体感していていただくチャンスになれば良いのかなと思います。
世界遺産登録勧告となると、これから少しずつ長崎県に観光を検討する方が増えると思います。
江上天主堂は、小さな島の小さな集落にある地元の教会ですが、
これらの世界遺産に対象になっているのは、その周辺です。
教会そのものではないのです。
ぜひ周辺を探索してみてください。そして、教会は事前の申込がなければ中に入って見学することはできませんのでご注意ください。
木目模様の柱やステンドグラスなど可愛らしい教会と山のトンネルを抜けて
見えてくる海の様子など、今のうちに楽しんでみるのもオススメです。
個人的には午前中に訪れるのをおすすめしています。理由は、行ってみるときっとわかります。
江上天主堂
住所: 〒853-2201長崎県五島市奈留町大串1131
電話番号: 0959-64-3111
休日: 月曜日定休(月曜日が祝日の場合は対応可。翌平日休み)
申し込みはこちらから
http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=15